昨日は会社を早退して我が母校の辻調フランス校の同窓会にいってきました。ホテルシェフやオーナー、オーナーシェフなど人数は5人でしたが楽しく過ごせました。フランス校はフランスのリヨン近郊にあって現在も開校していて故辻静雄校長が情熱をもって創設された料理学校です。卒業からすでに18年でしょうか。それぞれ仲間も料理界でがんばってるのですが、年を経るごとに仲間30人以上いるのですが連絡がとれなくなったり、会に参加できなくなってきているのも事実です。フランス校は日本の料理学校にくらべてはるかに実践的でしかも実習はもちろんフランスにドップリつかる一年です。当然仲間間の絆は強く当時に苦労話は毎年集まっても話題になるぐらい・・・・・、また機会を作ってお話しますね。
今回はフランス料理業界について色々情報が集まってきているのでご紹介しますね。最近ではフルタイム(ランチ+ディナー)という形態よりもディナー+深夜と言うお店が売り上げを伸ばしているいるそうです。しかもコースではなくてアラカルトを数点注文してワインでゆったりとと言うお店です。もちろんお店の玉数がもう飽和状態に来ているのにそういったお店はまだ求められているということです。京都ではイタリアンのリュウエンのように夜営業のお店がありますよね。しかも一品がそれほど高くない価格帯。ますます伸びていきそうです。反面今一番苦戦しているのがタレント性のあるチェーン店。なんとなくお分かりと思いますが、某タレントシェフのお店がいつの間にか居酒屋になったり・・・・。食のタレントのブランド化は無意味になってきているのかもしれないです。たとえば最近だされた関谷さんの情報も京都以外の人がみれば「この店聞いたことない!」なんて本を読んで驚くでしょうね。でもそれが実力を真に評価できるレベルに達してきている人がどんどん増えているって証拠でしょう。
それと料理界が懸念しているのが料理学校の複数年化と新卒の圧倒的な減少。生徒がみつからないので料理学校は最近では2年制があたりまえ。一人で2年通ってもらえるなら2人1人制で入学してもらったのと同じと言うことですね。ただ私も一年制で料理学校を卒業したのだけど日本で2年も?って思います。それよりたとえば私が行ったフランス校など環境を変えるならわかりますが・・・。まあ実は調理師免許なくても立派にシェフされてる方も多いのでそのあたりは直で仕事場につくこともできますね。
まあ昨夜はこんなまじめな話もでましたね。新インフルエンザも含めますます経営が難しくなってきている毎日ですがいつかまた経済も復活する時がやってくるといいですね。
このサイトをご覧になった方で料理学校にご興味おありで質問などありましたら是非カキコしてみてください。お伝えしたいことは色々あるのです。
私の娘はまだだいぶ先の話ですがもし渡仏希望なら喜んで応援してしまいますね。(まあそのときになってみなければわからないですが)海外は料理の知識だけでなく「自分との勝負」が一番のネックになってきます。日本では学べないすばらしい環境が他国にはありますね。
一応宣伝(笑)下記が母校フランス校のサイトです↓
http://tsuji.fr/diary/
最近では短期留学もできるそうですが・・・・
一年でも足りないって思います。。。。。
仲間と最後の結論として
隠居したらフランス校に飯を食べに行こう!ってことに(笑)
そのときは生徒さんよろしく!!