たしか観世会館、小学校の鑑賞会で伺ってから再訪ということでかなりの年月がたってます。あらためて大人になってから見てみるとどうなるかですね。
上記の京都メディアパートナーとして「京都グルメタクシー」は登録していただき、今回市民狂言会に招待いただきました。皆さんもぜひ、このサイトの情報発信に注目してくださいね。
●京都観世会館のサイトをご覧ください。
●私のような「はじめて」のかたはこちらもぜひごらんください!
上記の内容を端的に説明すると、脇役のワキと主人公のシテがいて、「おしらべ」でチューニングのあとに本編が登場。主人公は時として仮の姿になるということだそうです。笑えることも踏まえて面白おかしく舞台はすすんでいくということですね。
たしかに「能」「歌舞伎」「狂言」などみたことはあるのですが、そのなかでも「笑い」の要素は多分に含まれている感じがします。
予約はサイト、電話でも可能、セブンイレブンで発券できるとのこと。電話は会館で支払うとのこと。2階に喫茶店がある。専用駐車場は約20台 1時間500円30分ごとに200円加算とのこと。
当日券を求める方もおられましたが、ぜひ前売りがおすすめです。
当日の様子をご案内しますね。18時30分にはすでにこのような感じで盛り上がってます!右の列が当日券の方にみえますが、実際は左のほうから並びます。電話予約が成立しているのかあまり張り詰めた緊張感がないのがおもしろいです。
カッコイイですね。ちなみに市民狂言会、年間パスがS席で13000円(たしか年4回)それと前売り券はS席で4000円、当日券は500円増し。高校生以下A席1000円、自由席は2階で2000円 ちけっとぴあで買えます。
つまり、格安なら2000円で大人はみられますね。
演目がはじまると撮影は禁止です。
アンケートもいただきました。このあたり、ご意見をもとめられるということも興味深いです。伝統芸能ですが、様々な人にみてもらいたいという願いもあるのでしょうね。わたしはしばらく疎遠になっていましたが、いまこそ見るべきと思いました。
私の座ったのはA席で正面ではないのですが、通路というのでしょうか。そこで行われるセリフや演技が好みという方もこちらに座るので決して、S席より劣ると言うこともないらしいです。
素人から見るとここでも十分楽しめそうです。
以前は一旦なくなった「解説」が要望により復活。
テレビでも見たことある茂山逸平さんが解説されてました。
なかなか、おもしろく、とくに「大声をだすので驚かないで」
を連発して皆さんなごやかに笑っておられました。
ワキとシテの関係などしっかり説明してくださいました。
これはぜひ継続してもらいたいですね。
これは本当におもしろかった。誠実な禰宜と傲慢な山伏という設定で無理難癖をつけてくる山伏、家来にしようとしていたが、そこで茶屋のスタッフは大黒さんに気に入られたほうに勝ちを認めようということに。。。大黒さんが歩いてくるのがおもしろくて(^o^)
このあとに小舞 放下僧 雪山
狂言の型のエッセンス 春の小舞とパンフレットに書かれてます。
これは演目というより歌のようにみえました。
もうひとつは鬮罪人という演目
これが実は祗園祭に関係しているのです。。。
祗園祭の趣向の相談を町内の人をあつめて相談。主人を中心に話がすすんでいくが、太郎冠者が難癖付けて反対し、自らの趣向を提案。
地獄の風景をつくって鬼が罪人を責める、という事に決定。くじで役をきめたがもっとも太郎冠者ともめていた主人が罪人、太郎冠者は鬼にとなった。日頃の鬱憤をはらすため主人をいためつけていく姿がおもしろおかしく描かれている。
サイトにかかれてますが、祗園祭りは現在は個々に趣向はきまってますが、かつて中世は相談できめていたという名残がある。相談内に橋弁慶山、鯉山がコメントにあるというのも興味深いところ。
いやあ、ほんと3本続けてですが、おもしろかった。どうなんでしょう。テレビとはまた違った迫力。それより「テレビではすべてを表現出来ない」ということがわかりました。狂言ふくめ、舞台はやっぱり本物を目の前でみるべきと考えます。ぜひこの機会に「市民狂言会」で狂言をみてただけたらと思います。
実はやはりS席はよくみえますね。ただ立ち位置はA席のほうがわかりやすいかもしれません。ぜひ両方みてくらべてみてくださいね。
すこし京都市の担当のかたと関係者と話をしていたら知らない間に真っ暗。まだ熱烈なファンが本など受付で話しされてましたね。
ちなみに市民狂言会 次回は
8/23 12/6 翌年 3/7
ありますよ。
ぜひ、狂言、京都観世会館の「市民狂言会」から鑑賞をはじめてみてはいかがでしょうか!
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