祇園 いわさ起
075-531-0533
京都府京都市東山区祗園町南側570-183
11:30~14:00(入店)
17:30~20:00(入店)
定休日不定休
夕焼け風景。蔓防前の訪問ですが、ひっそりと祇園の夜がふけていきます。久々に岩崎さんの料理がたべられるということでワクワク。
やはり神聖なる祇園。神社も神秘的に見えますね。
この日は24000円の料理をいただきます。4月下旬の訪問(^^)
自家製カラスミ 白魚 うるい
しっかりしたカラスミ、いきなりお酒すすみそうなものがでてきました。うるいは宮川町さかさんででたのがはじめてですが、季節感しっかりでていてあのほろにがさが好きです♪
シャンパンはルイナールブランドブランというお名前です。ちょっと表記が違っているかもしれませんが。。。
◎さくら盛り
ルッコラと大徳寺麩おひたし とびこ
鯖の磯辺巻き 生姜
トリガイとイタヤガイ 酢味噌 クコの実
胡桃カステラ 車海老うまに ひだねの子のうま煮
そら豆 蕗の薹の田楽
独活と赤こんにゃくのきんぴら
蒼々たる。桜の季節にぴったりな内容ですね。彩り、祇園料理、映えるということが相応です。味はアクセント部分もあり多彩。ただ塩分濃度は個々にしっとりくるポイントでおさえてあります。
一番下の写真は、小分けにした時のもの。この日は4人で会食しましたので非常に華やかなテーブルとなりました。
◎貝柱のしんじょうと蛤
木の芽も効いてます。薄味ですが、飲み干して美味しいと思わせる汁物。
◎刺身
雲丹 本鮪(伊豆下田)
もんご烏賊 明石鯛 芽生姜
沖縄天然塩+ごま油(烏賊用) 自家製の柚子の塩 醤油
お刺身もよいもので、さらにこの薬味・醤油、が秀逸でした。
◎焼き物
甘鯛松かさ焼き 焼き筍+山葵菜 奈良のあんぽ柿(干し柿)
あんぽ柿というのをはじめていただきました。結構ポピュラーな柿らしいですね。勉強せねば。焼き目もしっかりはいっていてわずかに焦げた部分から強い風味を感じました。
日本酒を同席者が頼まれて、おちょこをチョイスできます。
素敵なおちょうし、でしょうか(^^)
◎鮑揚げ スナックエンドウ 鮑の肝ソース
◎キャロルセブン(トマト)のワイン焼き
激うまトマトでした(^^)
こういう組み合わせもいいですね。
◎花山椒鍋
壱岐牛 花山椒
これがインパクト特大でした♪この花山椒の多さ。ちょっと口が麻痺するぐらいの風味でしたがその甲斐あって肉は非常に臭み無く肉すい状態でした(^^)
◎毛ガニ御飯
贅沢すぎますね。甲殻類の風味が御飯に伝わってとってもおいしくいただきました。潤い、蟹の出汁が効いていて何倍でもいけそうな感じでしたが、総じてここの一品は多めなので2杯が限界でした(^^)
漬物はキリンビール漬け、奈良漬け、エリンギ
最高!!ですね。
◎ホットプリン
これがなかなか見事でした。温かいプリンってやりそうでやらない店が多いですね。できたてのプリンと思わせる食感。これフレンチで出してもウケそうな代物(^^)
沖縄あてもや (ちりもやとグアバを掛け合わせたもの)
ブラッドオレンジ 苺
めずらしいのがでてきました。すっきりしたデザート。
久々に岩崎料理長の料理をいただきましたが、たしか開店早々に伺ったことが思い出されます。あのときは数日前でも予約できたのですが、いまやかなり予約が入りにくくなっていますね。今回の料理も開店当初と特にコンセプトの変化等はないのですが、より繊細になったような感じもありますし、なによりあの花山椒の料理のすごさ、結構アグレッシブなところがあるのだなあと思いました。いずれにしても祇園の料理というべき映えた部分は多いと感じました。今回はテーブルで女将さんにおせわになりましたが、またカウンターでどっしり調理風景もみてみたいなあと思ったり。ご馳走さまでした(^^)