青いけ
075-204-3970
京都府京都市中京区竹屋町通高倉西入塀之内町631
12:00~13:30(L.O) 18:00~19:30(L.O)
定休日月曜日
2014年2月4日OPEN
アンディゴ(ワイン等 輸入業)
パティスリー タンドレス (【旧店名】ベックルージュ)
075-706-5085
京都府京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3
車(店舗前に3台可)
テイクアウト11:30~19:00
イートイン13:00-18:00
定休日火・水・木・金 臨休あり
HP参照
2009年10月8日OPEN
気がつけばもう四月。。。説明するのに長くなりそうなお店はなかなかUPできないのです。あまりコラボイベントはいかない私ですが、これだけはどうしても行きたいので両店舗に問い合わせしまくりでした。申込みからちょっと電話をするタイミングはおそかったのですが、なんとか入れてもらえたようです。
タンドレスの山口さんがアシエットデセールをやる。。。。これこそレアすぎるコラボですね。それにさらに輸入ワインで定評のあるアンディゴさんが加わって三つ巴。実は私は下戸ですが、どうしても飲みたくなってしまったのです(^^)
コースメニューのなかに金額が書いてありますが、これが提供されるワインの小売価格。ご興味おありの方は是非拡大してみてください。
7品目です。タンドレスさんは2品のデザートを担当されます。メニュー名は割とわかりやすいしほっとします。やっぱりオークラ出身だけにコンソメはでるのですよね~。ちなみに青池シェフは私が京都ホテルに勤めていたとき退社後同じ部署に入られた、ある意味後輩ではありますが途中の経歴のたまきでお会いしたり会う機会は結構ありました。つまり青池さんの当時のシェフは谷岡シェフで私と同じ、いまもスポンタネというでオーナーされていて料理の感性はおなじかもしれませんね
青池さんと山口さん、どんなコースをだしてくれるのか!
あいからず青いけの厨房はきれい。
この柄は結構みたことある(^^)
まずはご挨拶。手前が敏腕スーシェフ♪
どうしてこのコラボがはじまったのか。。。この時のご挨拶にありました。流れ的に山口さんのケーキをもともと青池さんはお好きだったようですが、山口さんが、青池さんのお店にこられたときご相談されたそうです。どうせやるならとワインとのペアリングをかねてということでアンディゴさんが加わったということだそうです。聞いていて、思ったのは青池さんからのラブコールという印象が強い(笑)まあしかし、
「もしもタンドレスさんがコースを出したら!?」というドリフのもしものコーナー張りのようなわくわく感。。
ちなみにこれは8月15日のできごとです。。。。半年ぶりの特集で。。
ご本人こられてました♪
●赤万願寺唐辛子ムース
コンソメジュレと金箔がムースにのっています。
フレデリック・トルシェ・ブリュット・ナチュール
瓶で買うと6617円だそうです。このワインこれを全部頂いてしまいました。。。お酒、5年ぶりだろうか(笑)
●色々な魚介の取り合わせ アサリのコンソメジュレ
鮑、鱧、あこう、車エビ、あさり、
ジュレ系が続きますが、こちらはさらにあさり系で爽やか。具材をつなぎ合わせる効果があります。色がとにかく美しい。18番的なこちらのお店の定番のプレッセを彷彿とさせますね。
●トウモロコシのスープ アボガドと珈琲ジュレ (冷製)
アボガドのピューレ コーヒージュレ ビシソワーズにも似てますが、よりまろやかを強調している感じです。意外と珈琲のアクセントがあいます。
セバスチャン プレシオン エリタージュ 瓶小売り 7225円
これはジンジャーエールですが。。。(^^)
本来ソフトドリンク好みなのでこれもいただいてます。このあたりから手が赤く変化。。
●活けオマール海老のテルミドール
なかなか重厚なメニューで大喜び。新鮮とれたてですね。味わっていただくべき料理。たしかテルミドールはフランス革命にちなんだものだったような。
アルベール セルス ゾッツェンベルグ グラン クリュ 2010 小売り 5910円
このあたりから、この量で。。。体がホットに。。。
実はこのコースのメインが出ていない時間ですが、山口さんはミキサー、ロボクープ?を駆使してなにかを粉砕されています。しかも一度ってこともなく黙々と作業されてますね。
パンは脇役的に徹するライ麦?でしょうか、すこし香ばしさがあるワイルドなパン。
通常メモをかいていきますが、お隣がプライベートなグルメ会をされる主宰だったのでしゃべってあんまり書いてません。この日の2階はさらに大規模な100人規模でも平気で集められる某美食倶楽部の主宰。。。そうそうたる面々。知っている人も店内6人ぐらいおられました。
マス デルマス エム 2013 小売り4995円
●シャラン産 焼きナス 黒ニンニクのソース
ロゼ、火入れ完璧 アクセントにソースですが意外と独特のフレイバーは抑えられてましたね。
この分量もしっかり飲みました。意外と吾輩いけるかも。ワインのチョイスが見事なのでしょうね。どれもするっと。ですが、やはりこのあたりから眠気もでてきます(特有の私の症状)
●グレープフルーツルビーとミントのムース 桃のソース添え
野イチゴ ラズベリーが入っています。ももの果肉。桃まるかじりのフルーツ感と上品なムースの歯ごたえ。名前は書いてある通りで、しゃれた名前はつけないと。。。結構ひかえめな山口さんですが、作業中はかなり入れ込んでおられてはじめて目の前での手作業をみせてもらいました。
アントワーヌ ブヴェ シャルドネ 2014 小売り8999円
いつもタンドレスさんにいくときは飲み物は山口シェフに選択をお任せします。
ふたつめも2人でワイワイされながら組み立てておられました。
クロ トロテリゴット カラン 2011 小売り4382円
泡はやっぱりのみやすい。このデザートで一挙にお酒の酔いがさめました(^^)
●プラリネチューリップ
パータチュイル(ラングドーシャ) プラリネアイス キャラメルチュイル ミルクガナッシュ
これもよかった。甘いのですが理にかなったもので、これは5皿ぐらいいただけそうな常習性に満ちてました。
★特別に追加
リュバーブ キャソナード ガボット パイナップルとココナッツのランベルセン
ランベルセン なつかしい。 よくホテルで料理人しているときにつくりました(^^)
最後はエスプレッソを2杯目に。コラボは楽しい(^^)
タンドレス 山口さん 私 青池シェフ 顔が暗いがほんとは満足の笑み(^^)
青池さん、山口さんは日ごろ親しくしてもらってますが、この2人がコラボしたらと私も考えていました。実はずいぶん前から山口さんはいちどそういう機会があればなあとおっしゃっていたこと思い出しました。タンドレスでは素敵なマダム(お母様)とはお話よくさせてもらいますが、シェフは調理場におられるのでよっぽど空いてるときしかお話はできないのですが、今回は結構質問等させてもらいました。アシエットデセールはテイクアウトのケーキではできない領域も達成できますね。そのなかでどう山口さんが表現するのかがポイントでしたが、予想どうり、インパクト大の、しかもコースの流れを確実に溶け込んでリードしていく展開でした。今度は逆、タンドレスで青池さんが料理をつくるとか。。ちょっと苦笑いでしたが、いいイベントでしたね。また続編があるのではと思わせるようなこと言っておられたような。皆さんそのときは、ぜひ集まりましょう!!ご馳走様(^^)