粟田山荘 (あわたさんそう)
075-561-4908
京都府京都市東山区粟田口三条坊町2-15
11:30~14:00 17:30~21:00
定休日無休
5月下旬訪問のレポです。
このころ、夏がこれほど暑いとは思いませんでした。。そういえば春はさほど気候の変化はなかったように思いました。清々しい春の訪問。
実はオークラグループ、創業130年だそうです。その前年にBS朝日の「京都ぶらり歴史探訪」で片岡孝太郎さんとの共演させていただき、その番組でこちらをご紹介いたしました。私も1992年に京都ホテル時代に入社しておりました。
もちろんおすすめできるオークラグループ。ある意味プチ恩返しかもしれませんね。いまだに当時の料理人仲間から連絡があり、道であっても声かけられます。そう、つながりはずっと。。。。小中高校、料理学校、フランス校、タクシー会社、繊維業界、放送、メディア、出版社。。。過去にたどった経歴、仕事の先輩、同僚、後輩がテレビや雑誌をみて賞賛してくれます。そのご縁はいつかまたつながりを深め、持ちつ持たれつでプラスに働くと思っています。仲間は知らぬ間に増えていく。無理に作ったご縁は消えていく。そう確信したのが京都ホテル(現ホテルオークラ京都)での勤務時代でした。
この日は16000円のコースをお願いしました。
この部屋は!!
あのロケをした場所です♪
なつかしい。
早めにおさえておいてよかった(^^)
先付 海老 雲丹
吸い物 鱧と冬瓜
最初はやはり京料理の正当派でつながります。
刺身 鮪 鯛 伊勢海老 黒豆の湯葉 人参 大根
めずらしいのがでてきました。あっさり湯葉。ほのかに黒豆風味という感じです。
八寸
蓮といんげん蕾の胡麻和え
八幡巻 スモークサーモン+カマンベール
カステラ(魚のすり身+卵)
ホタルイカ 一寸豆 うすいまめの豆腐
国宝展を思い出させる器群。それぞれにメリハリある八寸ですね。
ぼやけてすいません。
鮎の塩焼き 蓼酢
滋賀出身の女性スタッフに色々聞かせてもらいました。実は滋賀では蓼酢で食べない人も多いとか。。。そういえば妻も滋賀出身で食べないようなこと言ってました。しばらく同席者とスタッフとで長話に(^^)
鴨ロース 新生姜 碾茶がけ
生姜いいですね~。香りがすばらしい。インパクトある肉料理。火入れも絶妙でフレンチ並みに超ロゼでした。
しつらえはやはり抜群ですね。絶景庭園と美食を兼ね備えて、さらにホテル経営ですからホテルとの連携とカード処理も充実しています。理想的な組み合わせがある粟田山荘。エントランスも駐車場もありますので是非、法事、祭事、宴会、など相談してみてくださいね。
古巣を愛す。のかもしれません。でも十分おすすめできるだけの質は兼ね備えていますので是非皆さんも一度♪もし伺われて2階部屋へ行く機会あればのぞいてみてくださいね。あの眺望はものすごいです。ある意味飲食店版「瑠璃光院」風かもしれませんね。本当に緑に囲まれてます♪(^^)