祇園 いわさ起
東山区祇園町南側570-183
電話 075-531-0533 要予約
お昼5000円、夜12000、15000円
定休日はいまのところ不定休
これで場所がわかるでしょうか。阪川さんのお向かいが
いわさ起さんです。そろそろこういった祇園で新規開拓
はじめます(^^)
葉月29日 御献立 5000円(税 サ別)+烏龍茶一杯で 6490円でした。
先八寸(黒塗八寸皿)

平貝あぶり胡瓜大徳寺麩 土佐酢加減 とびっ子
●木勝ガラス

塩鴨ロース温燻 黄身酢マスタード 新馬鈴薯饅頭 鴨そぼろ射込
●赤切子舟形

新秋刀魚小袖寿司磯部巻 酢取茗荷
●磯部隅切小皿

丸十レモン煮 新銀杏 初紫ずきん
●鬼灯陶哉作 波絵小皿
彩りもよく、季節感ありますね。量も多いのが
良心的です。器もお聞きしたのでこのあとも
ご紹介しますね。
椀丸仕立

丸煮麺松茸錦糸 芽葱 忍生姜
●千筋椀 内つぼつぼ蒔絵
ふたをあけたとたんに、松茸の風味がひろがり
澄み切った昆布出汁のほのかな塩気とうまみ
やはりこれもボリュームあります♪
向附

赤魚(あこう):皮、肝 鮪 剣烏賊 大葉 コリンキー より胡瓜 山葵
水玉ラディッシュ 辛味大根
●河上恭一郎作削り盆
うす造りが冴え渡ってますね。皮も珍味です。
柔らかく、とびきり新鮮です。

左から 塩ごま油 ポン酢あさつき 戸さ醤油
実は店主とポン酢のことでもりあがり。。。。
9月の取材で重要なアイテムでして、思い切って
レシピ見せてほしいと尋ねたら、快諾。分量も
教えて頂きました。驚いたのが何種類も
ポン酢系があるということで、一度家でも
作ってみようかと思っています。
焼きもの

鱸塩焼き 緑酢かけ辣韮こまごま 小玉ねぎ山利もろみ 杏蜜煮 糸瓜甘酢くこの実
●南蛮都絵皿
鱸がふっくらでした。それにきゅうりの緑酢は圧巻。新感覚です。
個々に丁寧。そして焼き物だけに温かさが食べ終わるまで残っています。
合肴

青梅甲州煮 氷
●金ぶちガラス 銀皿
フランス料理ならグラニテに相当するものでしょうね。この次の
料理が対象的なのでさらに印象深く感じます。爽快!この
凍えた酸っぱさはなかなかやります。
焚合

鱧尽し玉〆(鱧つけ洗白子真子肝) 焼き茄子 焼目万願寺青唐 粉山椒
●つぼつぼ絵 白磁蓋物
これはこれは、一見親子ドンのようですが、覇のてんこ盛り。
万願寺の鮮明な緑と肝臓類。すべてがマッチしていますね。
正直これがおなかのなかでは山場ですね。もうごはんものか
と思わせましたが、そうではなくまだ続きます(^^)
香の物

大根麦酒胡瓜床就 エリンギ山椒煮
●染付天塩皿
止椀

合わせ味噌仕立 南瓜 三つ葉 山椒
●溜塗小吸物
ひとつひとつ実に丁寧。この塩気気に入りました。
ちょうどいい塩梅が塩だけでなく火加減にも達していますね。
自家製のシンプルな香の物。これも好印象でした。
御飯

琵琶鱒御飯 切胡麻軸三つ葉
●釜 中川一志郎作 茶碗 陶哉作白磁椀
何杯でも食べたいおいしさでしたが、このときすでに腹分。
2杯が限界でした。風味豊か。多いように見える胡麻ですが
意外と食べやすく「胡麻胡麻」していません(笑)
バランスいいですね。
水物 木勝高台

蓮切り餅 黒蜜餡子

桃コンポート シャインマスカット
白ワインジュレ すももシャーベット ミント
夏のお昼はこれがベストでしょうね。琥珀色。
そして鮮やかな桃の色。涼しげですね。
2段構えも素敵です。演出もすばらしいです。
大阪や京都で長年修行されて、以前は花見小路の大きな
和食店で料理長をなさっていました。実は私と料理長との
間に重要な人物が多数おられて、経歴伺っているうちに
どうして今までお会いできなかったのかと不思議に思うぐらい
です。独立されてまだそれほど時間がたっていないので
まだ予約は結構入りますが、たぶん少ししたら人気店
になるのではないかと実力を堪能できました。
料理はメモをみてみるとしきりに「バランス」と書いています。
真っ当な京懐石で四季、新鮮さ、技術の高さを一皿一皿
に感じます。時期が早ければそれこそ2冊目の「もっと
食べたい京都」の掲載をお願いしたいぐらいのお店です。
もちろん3冊目が万が一あればお願いしますとお伝えし
快諾していただきました(笑)
「たのしみ」「楽しみ」「愉しみ」
三つの愉しみができる。ひとそれぞれのたのしみ。
こちらのお店ではそれを感じますね。ベテランの女将も
すばらしく、さすが祇園と言いたくなります。そして2番手も
誠実で、しっかり料理長のサポートとしていますね。
総合力、隠れ家、地の利。十分おもてなしできるでしょう。

カウンター7席ぐらいでしょうか。テーブルは4人がけ一つ。
カウンターはかなりゆったりしています。

祇園になじみがあまりない方も場所はどっぷり祇園ですが
肩ひじ張らず、大将の和やかさもおすすめできます。いろいろ
料理の話もきけますので、きっと皆さん満足されることでしょうね。
熟練の味 どうぞお楽しみに。