下鴨茶寮 本店 (しもがもさりょう)
075-701-5185
京都府京都市左京区下鴨泉川町1
営業時間 11:00~21:00
定休日 木曜日(祝日の場合は営業)
http://www.shimogamosaryo.com/
最近経営者がかわった。
なんとなくそうなるだろうなって思っていました。
今だから言えるのだけど
もうだいぶ昔。。タクシー観光の新人時代
どうしても、行きつけのお店が満席で
利用できないとき、行ったこともない
当時のお店にお客様をご案内
してしまいました。
帰ってくるなり、お客様は
「食べたことあるのか?」と
そうなんです。
新人時代は玉数(食べ歩いたお店)が少ない
のでどうしても行ったことないお店もリストに
入っていてここは下調べをしていなかったわけで。。
「食べに行ったことはありません」と・・・・・
絶句されていて、その後なんとか観光でカバー
したのですが、それから指名はなかった
ですね。
間違いなくミスチョイス。
つまり「食べ歩いた」お店しか、紹介できないと
強く思った事件でした。
これは当時の下鴨茶寮の料理がどうだという
はなしではなく、ニーズにこたえてないと
思った瞬間でした。
半泣きだったのかも(笑)
それから昼ごはんの美味しい日本料理店を
毎日のように食べ歩いていてリストが
増えていきました。
新人当時から良く利用していたのが
たとえば「はやし」ですね。
でも今は当時のリストのお店が一軒も
入っていません。それは味が落ちたとかでは
なくお客様のニーズが別の方向にいっている
ということだと思います。
私がよくランチを行くのですが、
それはグルメタクシーでは
圧倒的に昼の自由度が求められているからです。
観光での要望が
日本料理 京料理 3000~5000円
というのが半数。
このクラスのお店の情報は200以上ありますね。
それでもまだ開拓したいと思ったり。。。
これ聞いてグルメタクシーのお客様は単価が低いなあ~
って誤解されるかもしれませんが、実はそこがポイント
なのです。
昼に1万円だと2時間はかかる。
これは観光貸切りにとっては致命的。
4時間の観光やグルメツアーに半分の時間を
費やすとツアーのバランス自体おかしくなる。
その流れは往々にしてあります。
中食に時間をかけすぎると
観光貸切りの意味がなくなってしまいます。
夜のお店の手配もしますが、実は京都グルメタクシー
のお客様は圧倒的に夜のお店はご自身で
選ばれます。
つまり夜はご自身のすきなところに行かれる
傾向が強い。紹介されても万が一相性が
わるければ失敗する。
だから確実に安定した顔見知りの店を
選ぶ。
そのあたりも私が昼に重点を置く理由です。
あたらしい下鴨茶寮がどういう活躍を
されるか非常に興味深いものがあります。
今の下鴨茶寮がどうなのか
知りたいですね。
小山さん、
期待しております!