★★ 緑寿庵清水
075-771-0755
京都府京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
営業時間 10:00~17:00
定休日 水曜・第4火曜
ホームページ
http://www.konpeito.co.jp/
前のタクシー会社のときによく伺ったお店です。金平糖といえばこのお店ということに大体なりますが、やはり工程をかつてよく見学させてもらったこともあり、その作品の凄さはすさまじいと感じました。平成4年ごろ、私が新人観光ドライバーだったころ、また当時はそれほど混雑していなくて、しかも支店がなかった時代の話です。
当時電話して見学の承諾をもらって、よくお客様と入らせてもらったものです。高温の窯、回転する大きな鍋?そしてざら目の落ちる音。甘い砂糖の匂い。液体をかけるご主人。しばらくかきまわされると詳しく説明してくださいます。何度いっても新鮮にご説明頂いたことは非常に印象にのこっていますし、感謝感激でした。数年前伺ったときに引退されたことを聞いてびっくり。現在は甲子園出場経験のある息子さんが野球を辞めてて継承されています。秋篠宮様御成婚の引菓子(正しい記述かどうか不明ですが)に採用されて、流れはかわりましたね。
いついっても品数がなく完売が続きました。やっと最近安定して在庫があるようになってきましたね。また器にも付加価値をつけて少々高価になっていますが、それも生産調整の都合もあるかなって思います。いまだに不思議なのがショコラの金平糖です。あの熱い窯の中でとろけることもなく形がついていく。ちょっと信じられないですね♪
トマトの金平糖!!びっくりなものができていますね。17日間ですか~。すごいです♪
上記に金平糖の詳細が書かれています。おいしんぼの47巻に詳しく書いてますが、口で説明するのも難しいですが、また今は交渉できるか不明ですが見学されてもいいなって思います。確か隠居された店主の現役のころ、「暑いのはかまわないですが、寒いのは苦手」とおっしゃってました。体質まで変わってしまうほど作り続けるのはすごいなって思いました。それでもお孫さんの話になったらニコニコされていてお幸せな感じでしたね。職人の引退の決意は難しいものですが、実は継承しなければならないという最後の過程がもっとも難しいかもしれません。いやいやならまともに継承できなくなりますしね。でもここの清水さんはスムーズに継承されたと思います。なにより知力体力!野球の経験が大きく影響していきますね。歴史的なお店をどうぞ盛り上げていってください。応援しています~!