★★★旬 華遊亭
電話 075-748-1278
京都市中京区河原町通二条上ル西側
11:30~14:00、17:30~21:00
京都食べ歩き情報というサイトを2000年からやっていますが(ほぼ現在は停滞中)その当初から掲載されていた「旬眞庵」のお弟子さんのお店が河原町にできたということで伺いました。旬眞庵はそれこそ店主は辻嘉一氏の流れをくむ料理人であり、今回のお店の女性店主牧さんは十年以上にわたって弟子入りされた方です。ある私の「京都グルメタクシー」の常連様からのご紹介で伺うことになりました。
2800円(昼膳)
★★温かいお茶からはじまります♪
はじめから入っているわけでなくきゅうすで提供。
かなり丁寧に注がれます。
★★★八寸
しめじ 魚のすり身 芋 蒲鉾 こんにゃく もみじ麩 切干大根 からし蓮根 蒸し鶏 鰆(紫蘇)幽庵
実に丁寧に調理されてます。温かい・冷たい・柔らかい・歯ごたえある・出汁がきいている・肉汁が上品につかってある。。。言い出したらきりがないぐらいひとつひとつが丁寧に作られてます。色合いとそして置き方のバランスの良さ。とにかく塩加減が絶妙です!
★★イカと葉三つ葉のからし和え
適度な辛みと食感がちょうどいいイカ。そして三つ葉のアレンジが光りますね。ひとつひとつ噛みしめながら楽しめます。
★★★穴子とユリ根のひろうす 鳥つくね 菊菜 炊き合わせ
非常に優しい味で鳥の団子がふわふわ~♪煮汁をしっとり吸わせて水分十分。菊菜とゆずの皮のきざんだのがアクセントになりますね。ひろうすはすこし触ればほろほろと崩れていきます。
★★★ごはんもの
ご飯がつやつや!そしてお漬物もあっさりしていて、ご飯だけはおかわり自由なので2杯は行きますね(笑)小鉢はひじきの料理でしたがこれはコース外ですがだいたいついてくるそうです。とにかくごはんが美味しい!!
★★★豚汁
上品ですね。出汁がしっかり効いているし、豚の処理を聞いたのですがとにかく臭みをとる作業で、かなり手間暇かかるような説明でした。そのとおりであの豚の臭みはまったくないです。角煮のような牛のイメージがあります。また玉ねぎはまったりやわらかめ。量も多いためこれがとどめの作品となりました。
★★抹茶のクレームブリュレ
斬新ですね~。苦いし甘いしワイルドです。和の材料で洋の技術といった感じです。
料理は日本料理の調理技術に準じて提供されるというぐらい正統派です。野菜をこのように煮て、炊いて。。。その説明が非常にわかりやすく、実際家に帰って作る気になってしまいます。この昼のコースはほんの序章に過ぎず実は刺身も特注できたりします。また事前に要望があれば、ほかの料理も頼めるとか。夜も2800円でもコースがあるので気持ち夜にお得感はありますが、京都を強烈に感じる作品のですね。
女将の師匠である旬眞庵の料理長は辻留の流れをくむ人です。その方から教授された方ですので、料理への集中力はその10年以上もの修業で培ったものでしょうね。
サービスと料理は女将さんが仕切られ料理も作られます。席が10人程度しかないので接客するには十分でしょう。また協力者も来られるときもあるとか。OPEN当初から謎の存在として噂になってましたが、実際入ってみれば気さくな女将がおられ、料理やお話でいろいろ楽しませてくれます。料理を見つめなおすいい機会ですので是非いってみてくださいね!2012/11/03
◎アルシェのリスト!公開中!!
http://www.zms.or.jp/~salut/archelist.html
京都グルメタクシー
http://www.zms.or.jp/~salut/kyotogourmet.html