Uber Eats 京都も開始
いよいよ来ました。まだタクシーとは直接関係ないのですが、飲食店のテイクアウトを380円でサービスするということです。。。。。が。スマホで手配された一般の契約者が運んでくれます。つまり店の人じゃない。周辺に住んでいる人がかわりに持ってきてくれます。
お店の人じゃない人が届けてくれる・・・・・
いい人なら。。。。。セキュリティー大丈夫なのかって思いますよね。通常デリバリーを代行している会社は保険もかかっていると思いますが、万が一、何か混入されたりしたら責任はだれになるでしょう。店のスタッフがもってきたなら当然店側が責任もつってことで当たり前ですが。。。他方買ったものを守秘するのも必要だし結構リスク覚悟で考えないといけないですね。ちなみにもうすでに加盟しているお店があります。かつくら、マルシン飯店、オレノパン、フランツエバンス、それと王将。松屋。。。。マルシン飯店は最近は行列多いので価値あるかも。 タクシーも参入可能だとは思うのですが、法人タクシーは道路運送法があって難しい。でも個人タクシーなら「自家用」として使っている時間と考えれば可能なんじゃないかなあと思っています。つまりタクシー営業以外のときに自家用として使ったときに行うパート。まあこれは近畿運輸局にきいてみなければならないのですが。。。。
祇園NICHI、山本麺蔵、八代目義兵衛、極鶏、抹茶館、祇園ささ木、未在あたりがはじめたらみんな喜んで頼みそう(現状は提携されてないです)
そうそう、これは飲食店の話ではないですが、こんな話を聞きました。レンタサイクルで乗ったゲストが事故をして、タクシーに被害を与えました。ところが当初は保険適用を言っていた店のスタッフが実はお客様には保険をかけてないということを本社から言われて無保険。しかも加害者の外国人は、すでに日本人はいない。結局泣き寝入りってことになりました。レンタル会社でも保障がまちまちで、対応の違いもありますから、なおさら一般の方が配達されるならかなりの意識の違いも生じているでしょうね。飲食でのアクシデントのリスクも保険で設定できるのですが、果たして一般人がしっかりお届け業務をできるのかというのも気になります。
このウーバーのテイクアウトが何らかの状況で運搬中に商品が傷んだ場合、または事件性の状況が生じたとき、すべての代行者が責任を負えるか確認していただきたいものです。私の個人タクシー=旅客運輸業は、16万円の任意(物損人身車輛:1か月)保険と自賠責保険にも当然加入しています。当然ですが万が一事故があったときは万全の対応がができるようになっています。そのぐらいの経費を支払ってお客様をご乗車いただくので、ウーバーさんは是非経費惜しまず、代行者のサービスを保険等で保障してあげたらなあと思います。
他方。。。。
実はこんな流れもあります。タクシーが荷物だけ運べる規制緩和。いまはまだ京都は不可能ですが、すでに、はじまっている地域も日本にはあると聞きます。でもですね。。。規制緩和をやり続けると、おそらく安全性が失われますし、バイク便や宅配便、中小の運送業界に経営圧迫になりそうですよね。自家用車のタクシー利用も、京都市内などではやるべきではないし、それこそ観光シーズンになったら観光ドライバーも手配できなくなります。カジノ法案などむきになって成立させようとする流れより、もっと他にやることないかなあと思えて仕方ないです。まずは今の生活に即した法案つくりと地域の安定のための業界の新法。是非お願いしたいものです。