京都 ネーゼ (Kyoto nese キョウトネーゼ)
075-212-2129
京都府京都市中京区三条木屋町上ル三軒目 三条木屋町ビルⅡ 3F
18:00~23:00(L.O)
定休日日曜日、不定休
http://kyotonese.com/
京都のイタリアンの話になってよく話題になる
お店です。なかなか予約が取れないらしく一度
お客様から要望があり、電話するとすでに満席。
総じて訪問された方は「おいしい」と森シェフの
実力はいかに。実は常連さんがシェフに用事で
行かれるので仕事抜きで参加させてもらいました。
高知県トマト の アミューズ
詳しくはきかなかったのですが、クーリドトマトでしょうねフランス料理だと。鮮やかな色と味は格別でした。酸味は上品でかつ目が覚めますね。
これたしか。。。ウイキョウの花。お口直しに格好のアイテム。
開店当初はこんな明るさですが、長居して結局真っ暗になるまで楽しみました。
サラダとハム、サラミが乗っています。水牛のモッツァレラ
パルマ産チョリソ 塩気効いていて、ワインにあいそうです。
私は飲めませんが(^^)
同席者はこちらを。
カルパッチョ シャコ 海老 茄子 焙り鯛 はた キュウリ 水ナス メネギ
オードブル的なものですが、個々にしっかり個性がでていますね。野菜も新鮮です。
あわびのアンチョビバター
肝が入っています。濃厚ですよ。アワビの食感とこのソースが絶妙です。
フォカッチャ 玉ねぎ風味でしたね。
ウニのカッペリーニ
これは本当においしい。。。。。細麺に雲丹の風味がたっぷりです。身がかなりつかってありますね。
淡海地鶏 の内蔵類 トサカ 脾臓 しら肝 せせり
仔牛のサルティンボッカ タスマニア粒マスタード
この一皿は特にマニアックですね。内蔵類、その火入れの正確さも感じます。苦味をうまみに帰る妙技。完成度は非常に高いです。
これはなかなか面白いです。どんなもの?と聞けばしっかり種明かし。明瞭ですね。
カルボナーラ 黒コショウが効いています。この乳化といいましょうか。卵黄のおいしさは何ぞや。風味豊かで濃厚ですね。トリュフの風味がしっかりマッチしています。
カプチーノ 酢橘ヨーグルト 桃のミニパフェ
噂通りのお店でした。同席者が常連さんだけにいろいろ面白いお話しもお聞きできました。森シェフの料理とは豪快さというより、きめ細かな味付けの連続だと思いました。ひとつひとつお皿を重ねていって頂いてみると一つのハーモニーを感じることができます。統一された塩加減、そして希少部位を織り交ぜて新たなる発見をお客さんに提供するという形。その安定した調理技術はさらにイタリア料理を曳きたたせます。常連になりたいお店だとおもいますし、料理からくる森シェフのイメージが非常に爽快です。
イタリア料理店にめずらしく中央にテレビがあり、普段仕込みのときはニュースとかがBGMの様にながれていますが、本番の営業時間にはハリウッドの名作がながれています。そのあたりのお店の遊びも面白いですね。向かいのサルバトーレクオモの様子を見ながら夕日のネーゼもいいですね。