私、F1グランプリ大好きです。
ただ毎年見ているわけでなく
時には2年ほどみていなかったり。。。
小林選手がフルエントリーするように
なってまた見始めましたが
今年はあのビックネーム
マクラーレンホンダ
が復活。これは衝撃的でした♪
1991年の7月7日 フランス校に留学していた私はこのマニクールがそれほど遠くないところにあるので喜んで行きました。行きはツアーバスの空席に無理やり頼み込んで乗せてもらい、帰りはルノーの関係者にたまたま乗せてもらってあるいみヒッチハイクをはじめて成功させました。今の車はほんと規制しまくりでデザインがかなり極端になっていますね。このころはこんな感じです。ジョーダンです(^o^)
私もこんな感じで参加していました(^o^)一応スクーデリア系だったでしょうか。でも本当はただ単にグッズをもっていただけでどんなチームも応援していました。
このグランドスタンドが当日普通に買えます(^o^)それぐらい日本と違って熱くなっていないのがヨーロッパ。まあモナコとイタリアは別格ですが。。。
先頭セナでしょうね(^o^)ちなみに相方はベルガーです。この時代はほんと人事にもセナは安定していましたね。
そのベルガーはいきなり数周でリタイア。。。
なんだあの煙は。。。いきなりティレルの中嶋がリタイア。。。はやすぎるでしょ~~~
F1マシンの当初の印象は「雷」みたいな。。。。とにかくあの音はすさまじかったです。改造車の音とは全く違う爆音でして、なんとなく重低音が畳み掛けるように聞こえてきます。車は早いというより地を這って走る印象。
ジェット機がとばずに走る印象。
とくにマクラーレンホンダはおそろしいぐらい早かったです。音はやっぱりフェラーリです。とにかくこの白赤のカラーリングは強烈すぎてもっとも印象に残っていますね。
グランドスタンドが空席だらけ。。。。となりのフランス人に聞くと大金払ってみるスポーツと違うって言ってました(^o^)本当のファンは自由席でみているとも(笑)ですので意外にフランス人はすくないかもしれませんね。
それでもゲームは無事すんで、結構盛り上がったことは印象に残っています。ひとつのイベント的な行事で、日本のようにすぐ満席にならない余裕がありますね。
貴重な経験でした。このF1ツアーはほぼ自力で奇跡的にみられたのですが、幸運もありましたね。ちょうどフランス校の授業が前半を終わって後半にさしかかるバカンス中の出来事でした。長い一か月のバカンスが一瞬のように終わったような。。。。ちなみにこのマニクールからの行程を聞いて驚かれると思いますが。。。
リヨン
ジュネーブ
マインツ
ケルン
アムステルダム
パリ
ミラノ
ピサ
ローマ
ベネチア
フィレンツエ
リヨン
これを20日ぐらいでまわったようなきがします(^o^)
帰り際のホームでジタンのお姉さまと撮影させてもらいました。もうあれから24年になります。フランス校ではもちろん料理と語学の勉強がありますが、お休みの日は想いっきりヨーロッパ文化を時間の限り楽しんでいたように思います。ある方は「料理学校は頭でっかちになるだけ」と批判する方もおられますが、確かに日本の料理学校は本人のやる気がなければ全く意味をなさない面があります。これは他の専門学校でも言えることですよね。ただ、このフランス校はフランスの真中にあってどうしてもフランス人を理解して、学ばければ面白くありませんし、積極的にアピールして研修でも進んでいい調理場のポジションをもらわなければ意味を成しません。フランス校は料理にとどまらず、あらゆる経験をすることができるということです。
たとえて言うならヒッチハイクは今は法律上不可能と聞いていますが、手をあげて止まってもらい、相手を説得して乗せてもらう。という過程はおそろしく勇気のいることだなあと。。。。今それをやれといわれてもなかなかできないことですが、そういう経験が今何か私を奮い立たせているのかもしれません。このF1のプライベートツアーはわずかなお金でかなりの思い出をつくることができました。
さてさて、将来のF1についですが、実はこの当時とは全くべつものになってきています。いわゆる馬力重視のパワー合戦は終わり、エネルギー回生によるエコなエンジンに様変わりしました。ブレーキングで生じる惰性を加速時に変換できるシステムと言いましょうか。おまけにNA自然吸気が終わりターボエンジンに変更されて音自体もある意味魅力的なエキゾーストがなくなったとも言われています。テレビを見ていても甲高い音が聞こえてきませんね。それでサーキットでは子供も安心してみられるという利点も生まれたわけですが、今1000馬力を唱える引退ドライバーが増えています。
あとルールについてもナーバスになった面があります。昔はルネアルヌーのようななかなか速い車を前に抜かせない「トウセンボおじさん」的なドライバーやアンドレアチェザリスやマンセルのような、どんでもなく強引な個性的なドライバーがたくさんいました。しかしいまは抜いた時に不自然な状況になったときは善悪を考えて違反、罰則がかならずつきます。これがなかなかシビアすぎて面白くない。。。。もうちょっと自由にバトルしてもいいのではないかなって思います。過度なアクシデントはいけませんが、ある程度はレースの醍醐味でもありますね。
それと最も懸念すべきことは、新人はペイドライバーでないと走れないことですね。資金をもってくるドライバーだけに弱小チームは受け入れる傾向があります。実力あるチームはその這い上がってきた若いドライバーを受け入れますが、そのドライバーもはじめは弱小チームから。これにスポンサーがついていないという現実があります。つまり腕よりお金。それで小林選手も契約解除になった経緯があります。
腕のいいドライバーが活躍できる環境を。
チームが昨年2つ減ったのも改革がなされていないからだともいいますね。優勝チームからテレビ放映権の収益などを分配されるのですが、上位でポイントをとらなければもらえないシステムも不思議です。逆ならわかるのですが。。。。やはりF1は大爆音で乗用車にないパワーでかっ飛ばすべきなのではないでしょうか。
今フォーミュラーEという電気モーターだけのレースがあります。エコロジーはそこにあると思うのでそちらでさらなる研究をされて伝統のF1はエコは控えめに、まずはファン層の拡大と魅力の発掘をしてもらいたいなって思っています。
F1はファンを見ているか。
ファンの意見を聞いているか。
そう書いているファンのブログも多いです。
是非ご検討を(^o^)
今年はなによりマクラーレンホンダとアロンソ、バトン
のコンビですよね。
これは楽しみですので皆様もBSフジで楽しみましょう!