★★★ BENCINY ベンチーニー
606-8341
京都市左京区岡崎西天王町84-1
12:00~
火曜日定休(変更の可能性あります)
075-761-3939
2015/01/15 OPEN
本日大雨でございます♪
いよいよ宮本さんのお店が開店しました♪今回は経歴等詳しくお聞きしたのでご紹介しますね。開店前に取材もかねてお伺いしましたが、ちょうどパッケージをされたあとでこれから棚に置かれるという時間に伺ってしまいました。というのもまだ十分な在庫がなくハンドメイドの辛さといいましょうか。十数人買い求めればそのあとは数量にもよりますが、品切れになるのかもしれませんね。それぐらい一つ一つを丁寧に作られています。
ご覧のとおり棚にはまだ何もありません。とりあえず本日は3種類おかれるということです。全部で板チョコは7種類あるそうですが、本日はまにあったものだけ置かれます。板チョコのみで行かれるというのもかなりの硬派ですね。真剣勝負、直球勝負なのでしょう。
前回は調理場撮影は禁止となっていましたが、今回はお許し頂きました。実はこれからいろいろな雑誌に掲載されるらしく恐らくそこで写真として掲載されるのでしょうね。それにしても仕事場美しい♪機械もすぐ見てわからないものもたくさんあります。
右にパッケージがありますが、これが18枚。。。
もしかして本日はこれだけかもしれません(汗)
宮本さん、当初は東京にお住まいだったのですが、写真家としてその後イギリス、ロンドンで滞在されておられました。その後帰国されてお菓子に興味をもたれて、心機一転料理学校の経営するスクールで製菓を学ばれました。色々学ばれたのですが、まだご自身がやりたいお菓子に出会えず、そのジャンルのなかでもチョコレートを極めようと、京都のイタリア会館をつうじてイタリアの製菓学校に留学。3か月にわたり日々学ばれたのですが、その講師にアンドレアベンチーニさんと言う方にマンツーマンで教わり、現在のチョコレートの技術を学ばれたそうです。当時は家族同然のお付き合いだったそうで、公私ともに時間のあるかぎりお菓子のことを聞いたそうです。ベンチーニーという屋号はこの恩師の名前から歯切れよい音で読めるように読み方を変えたそうです。若干私の経歴にリンクする部分があって非常に共感のもてる方です。当初はここを施工したのが私の幼馴染でそのほかにも私の同級生が友人におられるなど、偶然がかさなりましたね。まさに導かれたお店なのかもしれません。
さてさて、これから作品をご紹介します。
多分初公開(*^_^*)
★★★ DARK CHOCOLATE ガーナ 1200円+消費税
これが定番(まだOPEN当初ですが)のガーナです。宮本さんが最もおすすめされる作品ですね。
①カカオ(発酵、乾燥)→(仕入)→焙煎(焙炒)→ミル曳き等)→加工
原材料は カカオ 70% きび砂糖 30% (カカオバターなし)
ちなみに ベトナムという作品は カカオ78% 15%カカオバター だそうです。
すいません、実は食べてから本体を撮るのをわすれていまして。。。右下の粉は割ったとき付着したものです。それぐらい香りもあり食べるのに焦ったわけです。カカオ分が多いチョコレートにありがちな「強烈ビター」というより砂糖が比較的多いので「甘くほろ苦い」。オープニングイベントに伺ったときに飲ませてもらった原液の味と相違なく、やはりちょっと果実といいましょうか果物的なフルーティーな味がしますね♪濃厚、濃厚、ですがすこし甘い分和らいでいて優しい上品さ。どう表現すればいいのかと思いますが値段が値段だけに十分相応な美味しい味に仕上がっています。
もしもショコラティエを一人で満足いくまで極めたら。。。。
BENCINY
なのではないでしょうか。宮本さんの強烈な個性がこの板チョコの中に入っています。すこし咬んでゆっくり口どけ、そして風味が口全体に広がり最後に後味が爽快な果実的なフレイバー。彼が育てた経験と技術、イタリアの師匠の想いがこの一つの作品に注ぎ込まれています。今はまだ生産が追いつきませんと謙虚におっしゃる優しい店主ですが、作品には攻撃的な技術と前向きな思想はきっと京都に旋風を巻き起こすに違いないと確信いたしました。どうぞ一度皆さんお試しを!
(追)いま生産が追い付かないそうです。もし行かれる時は一度ご連絡されてからいかれてもいいかと思います。