★★★ クレメンティア (Clementia)
075-231-5606
京都府京都市中京区間之町通二条上ル夷町572
ランチ
【平日】 11:30~15;00(L.O.14:00)
【土日祝】12:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー
【平日】 18:00~00:00
【土日祝】18:00~23:00
定休日月曜日 月一回不定休
http://www.clementia-ainomachi.com/
この日のお店の評価をご覧頂く前に、前回伺ったときの記事をまずお読みください。まさしく賛否わかれるような書き方で正直評価は高くはなかったのです。。。。。。
http://archette.exblog.jp/15094101/
★メイン乾燥パスタ(大根と豚のトマトソース)
これが賛否わかれます。パスタは通常の乾燥麺。トマトと豚と大根、正直相性はあんまり良くないかも。ただ奇抜さはわかります!。。。イモ類のほうがよかったのかもしれませんが、これがクレメンティア風なのかも。たしかにジャガイモじゃあ芸が無い。と料理長が思われたのか。。。
★モンブランと栗のソルベ
おお??ダブル栗菓子。モンブランはそのとおりの作品で甘め、逆に甘さ控えめのソルベ。でもこれ同じ素材のものを二つって抵抗あります。どちらもしっかりした作品なのだけど、ひとつはチョコ系やオレンジ系、柿とか・・・・ふたつとも栗はアルシェ的には厳しいかな。
〇正直お世辞でも高評価でなく、ある意味お店に対して負の影響をあたえそうな文章には違いないです。実はこの記事を書いた店主がご覧になったということをある常連さんから伺いました。通常のシェフなら喜ぶわけもなく。。。ひともんちゃくあったお店では数軒ありましたが(笑)。。。。ところが店主は激怒どころか「参考になる」と納得されておられたそうです。通常酷評となったお店には疎遠になるのですが、ここはその真逆を行く。。。気になりますよね。前向きなシェフ。もう一度食べてみようかと思わない人はいませんよね。。
そこで、今回再訪ということになりました(*^_^*)
恐る恐る.......正直そんな気持ち。
料金が改定されていました。ドキドキ。
★★★ SOLE 2800円 (2/13の訪問です)
★★★ 鮮魚の一皿 二種の仕立
奇抜なお皿に鰤のオードブルですね。デコポンなどを使用して描くように飾ってありますね。鰤の新鮮さと調理法が違うので比較できます。彩もよく量もあります。
★★ 香ばしいフォカッチャでしたか。。。風味豊かで若干サクサクと(笑)パンのサービスも問題なかったです♪
★★★ とみつ金時のズッパ
実ははじめて食べるブランドのサツマイモで、お菓子につかえるぐらい甘さもあるそうです♪クリーミーでしかも自然のほんのりした甘さを保ってますね。すこしペーストも入っているのでさらに風味が伝わってきます。お皿のまわりはサツマイモの皮を焼いたものだったと思います。
★★☆ 熟成黒毛和牛 外もものローストビーフ
粒マスタードとゴルゴンゾーラのペーストが奇抜!!(笑)見事な色合いのローストビーフですね。焼き野菜の付け合せも調和しています。薄いがしっかり主張しています。
★★★★ 全粒粉 タリエリーニ 永源寺のきのこ 菜の花 軽いクリームソース
久々¡四つ星!これはなかなかすばらしい!一体感。軽いのに軽くない濃厚さは恐らく最大限のうまみが混在しているのでしょうね。とにかく塩気がそれほどないのですが濃厚そのもの。濃度がないのに濃厚(笑)そのぐらいクリームとキノコがマッチしています。麺が非常にソースを吸います。
感心していると。。。。店主。
ああ、これか!菜種油ですがはじめてみるタイプ。これ使ってますよってさりげなくカメラの前に。。。せっかくなので撮影させてもらいました(*^_^*)
★★ チョコレートムース
どろっと。そしてアイスクリームを加えて。。。これガラスの器です。こんなのがあるのですね~。
★★コーヒー 美味しかったです!
あっと!これが前回もあった レモン!
ほんと以前のお店とはうってかわって。。。田淵シェフの進化。といいましょうかもちろん前は価格帯がちがったこともあるのですが、やはり確実に進歩されてますよね。以前のブログで「奇抜さ」をもっと引き出せば・・・ということが味やもりつけに表現されています。また他方でもともとレベルの高いお店であったかもしれないのですが、初回の訪問ではたまたま感じ取ることができなかったわけです。
おそらく私のブログの意見だけでもなく、お客様の感想を聞いて、さらにご自身で検証し料理を改良していく。。。。「俺の料理!」というよりいろんな人の意見を取り入れて、個性を強調されるという流れを感じていました。こうやって、1ブロガーの意見も読まれて参考にされるとはうれしいです。
前向きな料理人には前向きな作品があり、未来がある。
評価は時として、いい意味で影響がある。
たべログでも「二度といかない」とか「いまいち」とか書かれるが、いったい何が「いまいち」でこのお店に何が必要で何があれば改善されるのか。「辛口グルメ」的な部分もある私のブログですが、やはりいい店にさらになってもらいたい思いもありますね。単なるボヤキブログにならないように気をつけたいものです。お店と食べる側の意見が交わればさらに発展すると感じます。京都をもっと食をアピールしたいですね。
さてさて。。。話もどりますが、この店にはまだまだ「隠された奇抜さ」があるはずです!奥様もデザートで参加されていると聞いたのでさらに充実の時をむかえています。田淵シェフの将来性を堪能ください♪(^o^)