イルチリエージョ (il ciliegio)
075-255-0760
京都府京都市中京区蛸薬師通烏丸一蓮社町312 I company蛸薬師ビル 2F
Open 11:30-14:00(L.O.)
18:00-21:00(L.O.)
定休日 水曜日
http://ciliegio-kyoto.jp/
京都のグルメブログをされている知り合いから聞いたお店です。場所的にはオステリアバスチーユの近くでとなりはつけ麺屋さん。しかしこのお店2階だったので全くノーマーク。。。それぐらいわかりにくい場所です。ですが。。。料理はわかりやすいのですよ(笑)
2500円と4800円がありますが。。。。よく見ると同じ料理が極端に少ない。。。シェフ一人だから大変だ。あえてこの荒波に耐えれるのか。
★★☆ STAGIONE 2500円+ブラッドオレンジ(これは別途)
ブラッドオレンジで乾杯♪
★★ガスパッチョ
モッツアレラチーズとバジルが浮いています。暑い日だったので食欲増進の一杯。いきなり古典的なものだったのだけどオリーブの風味もよく大当たりかも(笑)
★★★ 穴子のフリットと季節の野菜のサラダ バルサミコソース
かなり優秀です!穴子のフリットは少量ですが、かりっとあげてますし中が非常にジューシー。割烹のてんぷら以上のうまさがあります。季節の野菜がどばっと大盛り。マーシュ、姫人参、プチトマトも隠れてますが満載!
★★ 帆立と焼きナスのジェノベーゼ 冷製スパゲッティー
これ一見普通の冷製ですが、食べて「あれ?」って思いました。そうです太麺!ここまで太いので冷製ってはじめてです。ですが。。。バジルのペーストと生の葉も使ってることでしょう。もしこれからみやすい細麺だときっと濃すぎる。それを計算にいれて太麺に。すばらしいです。具財の主張も激しく香ばしい。
◎パンです
★★フォカッチャ
★このパン名前聞いてませんでした。。。香草系でしたね。
給仕問題なしでした!すっと出てきました。こちらから頼んでません。
◎ここからは選択制
★★☆ 白金豚肩ロースのグリル レバーのソース
ズッキーニのインサラータ添え
まずレバーのソースが奇抜。これかなり好みが分かれますね。私はOKです♪若干単調気味のロース肉ですがこのソースが合わさってマニアックな味に変化しますね。内臓系ダメな人はたぶん無理(笑)
>>相方 参考程度に
鮮魚 イサキのポワレ とうもろこしのソース カボチャ添え
ソースだけ頂きました。まさにコーン(笑)これもまあ面白い組み合わせですよ。この色合い、なかなか見かけられない(喜)魚の火通りはベストだったそうです!
イタリアンだと思うのですが
このあたりはシェフの独創性に圧倒されてます(笑)
なかなか流れがいいのですよ。
★★★☆3.5!!! モモのコンポートバジルのシャーベット ジュレ
これちょっとうるおぼえです。。。たしかこんな説明だったのですが、香りが抜群でしかもバジル????ええデザートでしょ!みたいな感覚がありますね。この立ってる白いのもなんだったか。。。それぐらい非常に美味しいものでした♪たしかにバジルの味がしたのですよ。
★★ 珈琲 + プチフール
ありがたい!珈琲も美味しかったです。
面白い料理でした~。伺って数か月後に感想を書くのですが、まだその時の余韻が残っています。とにかくシェフの独創性は独走状態(笑)こんなにくせあっていいのかというぐらい奇抜な作品が目白押しです。お皿もガンガンに冷たいし、肉もソースも理想的な温かさ。レバーのソース、バジルのデザート、穴子のフリットは特に印象に残っています。
サービスは最初女性サービス一人でされてました。その方も非常に親切で対応良かったです。その後途中からマダムが参戦(笑)。マダムらしく落ち着いておられて、途中入場のご挨拶をされてそのあとはメインでサービスされてました。しつらえはビルの一室ですのでそれほど広くはないですが、ある程度空間に余裕があり私の座った窓際は若干窓の熱気がありますが、致命的ではないですね。
当初シェフだけでイタリアの料理学校とミシュラン一つ星のイタリアンで修業後帰国、さらにマダムと二人でまたイタリアに2年。マダムもイタリアに行かれるということはかなり熱心ですよね。その情熱が結構伝わってきます。決して押しつけがましくないし気さくな方です。フレンチならラニオン夫妻とおなじ流れですよね。このおふたり修業はうまくいく店に多いです。さらに期待したいですね。
やはり2階はベストです。
皆さんでお二人のお店を輝かせましょう!!