★クレメンティア (Clementia)
TEL075-231-5606
京都府京都市中京区間之町通二条上ル夷町572
営業時間[火~土]11:30~15:00(L.O.14:00)18:00~22:30(L.O.21:30)
[日・祝]12:00~15:00(L.O.14:00)18:00~22:00(L.O.21:00)
定休日月曜日 月一回不定休
ホームページ
http://www.clementia-ainomachi.com/
「低価格の中の光る贅沢 ハラハラドキドキの展開」
正直に「赤本」からの情報です!ほとんどノーマークだったお店だけれどもランチの構成は非常に優秀でした。サプライズも賛否がわかれるものの何かをしてくれそうなオーラがいろんなところで光っています。
★★クレメンティアのランチ 1600円(メインによって3000円台になるのもあります)
★★本日の前菜 ★★リンゴのフラン ×マグロのタルタル ★★★豚のローストハム
サラダは新鮮そのものでオリーブオイル主体の軽いドレッシング。豚のローストハムが非常に美味しい!フランスでいつもまかない料理で出ていたハムとそっくり。塩気、肉厚ともに◎で特に脂身が非常に美味。極細のグリッシーニも奇抜。そしてリンゴのフランはアミューズで出すともっといいかもと言うぐらい一品で完成されている。キャラメリゼされたソースと果肉が絶妙。デザートとしても通用するぐらい柔軟な作りでした。またハムの下の野菜のサラダもボリュームを作るうえで通常はポテサラにするような料理人が多いのだけど独自性がある。
★★★ほうれん草のスープ
これが最高!クレメは最小限。基本はほうれん草の水分と苦味で調整するぐらいシンプルな作品だけれどもかなりほうれん草はつかってるなって思います。また分離もせず温かく提供。塩加減も薄味で非常に野菜の繊維質も感じ取れる優秀作です。
★メイン乾燥パスタ(大根と豚のトマトソース)
これが賛否わかれます。パスタは通常の乾燥麺。トマトと豚と大根、正直相性はあんまり良くないかも。ただ奇抜さはわかります!。。。イモ類のほうがよかったのかもしれませんが、これがクレメンティア風なのかも。たしかにジャガイモじゃあ芸が無い。と料理長が思われたのか。。。これを考えるできごとが最後に起こります。
★モンブランと栗のソルベ
おお??ダブル栗菓子。モンブランはそのとおりの作品で甘め、逆に甘さ控えめのソルベ。でもこれ同じ素材のものを二つって抵抗あります。どちらもしっかりした作品なのだけど、ひとつはチョコ系やオレンジ系、柿とか・・・・ふたつとも栗はアルシェ的には厳しいかな。
でもスプーンがなんと凍ってる!これは★★★です(笑)クレメンティアさんはすこしハラハラさせます。いいサーブしてますね♪
★★エスプレッソ
これが今回の一番の出来事。なんとスプーンにレモンがのってるじゃあ~りませんか?(笑)これはあまりにも不思議なので聞いてみるとNYではイタリアンでは普通にでてくるとか。先輩から聞いたともおっしゃってたような感じです。フランスではかなりの数のカフェにはいきましたがこのようなサービスをされたことはなかったです。
さすがにNYの習慣はわからなかったです。。。このあたりのサプライズも確かに面白い。
サービスは男性調理人が直接されます。フロア係はだれもいないのですがこの日は私ら一組だけ。正直評価はもうすこし先になるのかも。店内は非常にセンス感じますね。途中クランクがありますが逆に個室っぽくていいです。清潔感もあって素敵な雰囲気です。
ただ料理が一見メニューではオーソドックスなのですが、至る所にドキドキする箇所があります。大根と豚、栗栗、エスプレッソレモン。。。非常に考えつくして構成してくれてるって思いますね。料理長の知識を最大限に生かそうとしている感じが伝わってきます。
このお店が今以上に発展する可能性はこの「奇抜さ」をもっと引き出すことでしょうか。「何をしでかす?」っていう期待感がさらに繁盛店になる可能性を秘めていますね。少々評価は辛口なのですが帰り際の御挨拶を含めたご主人の誠実さをみれば自然と応援したくなります。また是非ドキドキしたいと思っています。 2011/12/09 ランチ訪問
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